ご挨拶


 旧六麓荘入り口

六麓荘町(ロクロクソウチョウ)


旧六麓荘入り口

芦屋市は「国際文化住宅都市建設法」という法律で健全な住宅都市化に力を入れていますが、その中でも、最も理想に近い町を目指して昭和初期に宅地開発された六麓荘町は、今でもその理想に近い町の一つであると自負しております。緑の六甲山を背にして生駒金剛の山々を遥かに臨む美しい環境のなかに、山麓の地形を活かした自然な敷地配置と広い道路、無電柱と自動点灯の街路灯の町並みなど、この町の「まちづくりの考え方」は今も住民の努力と六麓荘町地区地区計画によつて守られています。住民の皆様にも、これから六麓荘町に住むことをお考えの方にも、六麓荘町の歴史背景と今の姿を知っていただこうと考え、六麓荘町町内会でこのホームページを用意しました。

六麓荘町町内会

六麓荘倶楽部

当初は開発会社である、株式会社六麓荘が町内会の機能を兼ねていたのですが、やがて住民による六麓荘会という町内会の前身のようなものができました。しっかりした組織としての町内会ができたのは戦後のことです。現在の町内会は、六麓荘町町内会会則のもとに約15名の理事によつて構成されており、総務、民生防犯、文化広報、建築協定運営委員会があります。事務局には事務長がおり、電話やファックスのほか、各家庭とメールやインターネットで一斉に連絡をするシステムができています。


会則にうたわれている目的は、「環境、風致の保全と町の健全な発展及び治安、会員相互の親睦」です。この目的を実現するために当町内会は六麓荘土地有限会社(社長:町内会長)を支配経営しています。この会社に、町内を走る道路などの土地37,082平方メートルと六麓荘倶楽部(町内会館)の建物を所有させています。


なぜ道路を私有にしていたのか、その理由は色々あったと思われますが、この道路を所有していたことが六麓荘のまちづくりにおける大きな武器になりました。もしも、この道路を所有していなかったら、紳士協定である建築協定だけで独自のまちづくりを進めることはできなかったでしょうし、今日の六麓荘はなかったといえましょう。


六角形の六麓荘倶楽部(町内会館)も補助金などに一切頼らず、自分たちで作ったものです。二階には会議、講演会、文化サークル活動等々に有益に利用され、一階は六麓荘町駐在所になっています。この駐在所には、兵庫県警芦屋警察署の警察官一家が居住する兵庫県下でも唯一の駐在所で、常時、町内をパトロールして、町内の防犯に全力を尽くしており、芦屋市内でも犯罪率が一番低い地域となっています。昭和43年に竣工した町内会館の建物は、阪神大震災による被害などで何度か補修してきましたが、これからも有意義に活用し続けようと、将来の大規模修繕も考えて維持管理に必要な資金の積立をしております。


六麓荘倶楽部


戦前の六麓荘会の書類


旧六麓荘の入り口にある石柱


戦前の六麓荘会の書類


旧六麓荘の入り口にある石柱

六麓荘町 町内会事務局
Rokurokuso Town Office

〒659-0011
兵庫県芦屋市六麓荘町16番14号

16-14 Rokurokuso-cho Ashiya-shi, Hyogo-ken
659-0011

Tel:0797-32-0006 
※火曜、金曜 10:00~16:00のみ (但し、祝祭日は除く)

Fax:0797-32-0163

Mail:info@rokurokusocho.com